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10 妙経寺

姉ヶ崎駅入口の交差点をさらに進と「明神通り」との交差点となる。
交差点の左側は工事中であるが、ここ一帯は妙経寺の墓地であった。
駅前区画整備により平成12年に現在の景観となったが、それまでは古木が欝蒼と茂る場所であった。
左の写真は整備前を墓地側から撮ったものである。電柱(矢印)の位置はそのままであり、その右手一帯(現在の写真では左手一帯)が墓地であった様子が分かる。
道の左手には「イナゲホテル」の駐車場となっており、夜、ここを通るのは不気味であった。


妙経寺は寛正元年(1460年)日暁上人が開山した顕本法華宗の古刹である。
義僕市兵衛、孝子五郎、戊辰戦争の徳川義軍、鶴牧藩のゆかりの人々など多くの名を残したか方が眠っている。また、水戸光圀、小林一茶などが訪れた寺として知られている。
左は広瀬蘆竹が描いた明治の妙経寺(姉崎町年中行事より)

妙経寺の詳細は==>ここ