9 姉ヶ崎駅![]() ![]() | 姉ヶ崎駅前交差点を右折すると駅前ロータリ、姉ヶ崎駅に出る。![]() また、北口がなく線路の北側の利用者は鐙田の踏み切りに大きく迂回して駅を利用するという不便さであった。現在では跨線上駅舎となり、北口ができて大いに利便性を増し、駅前も整備されている。 当時は駅舎のとなりに『丸通』(日本通運)があり、駅舎近くまで商店、民家があった。駅前には数件の自転車預かり店があって、通勤客らは店のおじさんに自転車を渡し改札口へと向った。 姉ヶ崎駅は、明治45年3月28日(1912年)蘇我〜姉ヶ崎間が開通したのに伴い開業した。この区間は、蘇我〜木更津までの「木更津線」の第一区工事であった。第二区工事姉ヶ崎〜木更津間は大正元年8月21日に開通している。開通当時の列車の運転本数は上下とも三時間毎、一日六回で、乗客はまだ跨線橋がなかったため、線路を渡ってホームに上がったという。 |