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13 御所覧塚

 
再び尾根伝いの道となり平坦な畑の中の道となります。
左手に小さな塚があります。これが「御所覧塚」です。塚の前に市原市教育委員会が建てた標柱があります。ペンキが剥げ落ちていますが、何とか読んでみました。
『御所覧塚は言い伝えでは治承四年(1180)に源頼朝が平家打倒のため上総を通過した際に、この塚を築かせ塚上で武士達を閲兵したといわれています。またこの塚の前を通る道は鎌倉街道と呼ばれ古代には都と上総地方を、中世には鎌倉とを結ぶ重要な道路でありました。
           平成6年3月   市原市教育委員会』

塚の前には『深城地区土地改良記念碑』が建立されています。   碑文はここ

「御所覧塚」の前方の小さな塚がありますが、これの標柱は剥奪が著しく全く読めません。
わずかに『□□り塚  平成七年十月吉日 金子衛兄之建』が読めるだけです。
どなたかご存知でしょうか。