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1 白塚


 
五井方面から姉崎への旧道は、白塚で内房線を跨いでいるが、当然、昔から跨線橋があったわけではない。
では、どこを通っていたのだろうかと探してみると、白塚交差点で跨線橋への道の左側にその道を見つけた。この道にはいると100bも行かないうちに線路で阻まれて行止りとなるが線路向うに続く道があった。これが明治45年に鉄道開通時に寸断された旧道あるという。

行止り地点の線路脇にはお地蔵様と墓石群郡が木立の陰にひっそりと建っていた。
建立が天明七年(1787年)と読める古い墓標も並んでいる。

迂回して線路向うの道に出ることにする。