瑞安寺まえの坂を登り椎津台地を進むと交差点にでる。右は富士見坂へと通じている。
富士見坂の名はここから富士が望まれたことに由来するという。
市原市の道標を紹介する。

『この坂のあたりからは、昭和３７年（1962）ごろまで波静かな東京湾を眼下に臨め、西の湾上に浮かぶ富士を背に、のりとり舟や漁船が行きかっていました。かつての砂浜も今は工場地帯となり、富士の眺望も時代の移ろいとともにその様相をか変えています。しかし、いつまでも心に残る風景として、なお悠久にその姿を見せてくれることでしょう。ここは最も海に近い坂であり、富士が正面に臨めることから平成二年三月に名称としました。　市原市』


平成１６年２月の富士見坂からの眺望。
西側（写真左）は木立に覆われ富士を臨めず、東側は工場地帯が広がる。