御開帳は長遠寺にて十二日法会に多く人の集いて

 ごかいちょうは ちょうおんじにて じゅうににち ほうえにおおく ひとのつどいて  

【長遠寺御開帳】(
いろいろな病気(びょうき)(とく)()病気(びょうき)(なお)すといわれ、(おお)くの信者(しんじゃ)(あつ)めました。 毎月(まいつき)十二日には大勢(おおぜい)信者(しんじゃ)(あつ)まり太鼓をたたき、お題目(だいもく)南無妙法蓮華経(なむみょうほうれんげきょう))を(とな)える(こえ)近所(きんじょ)(ひび)きました。(とく)に十月十二日には、普段(ふだん)()ることができない宗派(しゅうは)()こした日什(にちじゅう)上人(しょうにん)(ぞう)公開(こうかい)したのでいつもより大変(たいへん)(にぎ)わいま()た。