欲界の最高所なる第六天の魔王を治める明神下に

 よくかいの さいこうしょなる だいろくてんの まおうをおさめる みょうじんしたに

(第六天社()
ぼらぎ坂下(ざかした)にあった第六天社(だいろくてんしゃ)遠望(えんぼう)です。第六天社(だいろくてんしゃ)第六天(だいろくてん)神社(じんじゃ)ともよばれ、関東(かんとう)地方(ちほう)中心(ちゅうしん)としてその(まわ)りに存在(そんざい)する神社(じんじゃ)です。

ぼらぎ(さか)は、姉崎(あねさき)神社(じんじゃ)のお(まつ)りのクライマックスの場所(ばしょ)で、(よる)暗闇(くらやみ)神社(じんじゃ)(もど)山車(だし)とお神輿(みこし)が、工場群(こうじょうぐん)(あかり)りを背景(はいけい)に、提灯(ちょうちん)(あか)るく()かび、町中(まちじゅう)(めぐ)(つか)()った(かつ)()たちが、最後(さいご)(ちから)()(しぼ)り、(こえ)()わせて(のぼ)姿(すがた)()人々(ひとびと)感動(かんどう)(あた)えています。