年間行事

                                           各行事の時間は目安です。都度確認願います。
 1月1日 歳旦
 初詣・歳旦祭

◇初詣
新年が明け太鼓が鳴ると初詣の開始。
参拝者には個別に、神官によるお祓いが行われる。

◇歳旦祭
午前10時から氏子・崇敬者が参列し、歳旦祭が斉行される。
 

2月3日 節分祭
 
◇節分祭 
氏子の皆様により境内に舞台が作られ、式典の後、豆まきが行われる。

豆まきの掛け声は「福は内」だけ。神社には鬼はいないため。
袋詰めされた「豆と福餅」が投げられ、中に当たり券が入っていれば自転車等の多くの景品と交換される。

式典  17:30
豆まき 18:30

6月30日 夏越の大祓
 
◇茅の輪 
夏越の大祓には茅の輪が奉納される。
6月中旬、氏子・椎津伝統行事保存会の皆さんらにより作成される。

7月初めの神輿庫出し時には撤去されてしまうため、茅の輪が見られるのは僅かな間時だけ。

午後3時から氏子・崇敬者が参列し、大祓祭が斉行されます。

7月22日23日 大祭
モモクッテ



◇モモクッテ    音声は==>ここ
八坂神社大祭の始まりの子供の行事。
「モモクッテ コテェラレネ お獅子が舞い込んだ」子供たちの大声が22日早朝より椎津地区内に響き渡る。     
神社から授けられた獅子頭と榊を先頭に子供たちが椎津地区内を廻りる。
家々では「おひねり」を用意しており獅子の中に放り込む。獅子に噛んで貰うと一年を健康に過ごせるという。
子供たちは榊でお祓いをして次の家に廻る。
神輿渡御コースのお清めと言われる。

嘗ては姉崎神社の例祭でも行われていたが、現在は椎津だけである。



明治期のモモクッテ
(姉崎年中行事より)

式典・神輿渡御

 

◇式典・神輿渡御

午前中に式典がおこなわれる。

八坂神社の御神輿は県下でも最大級の大きさを誇るが、ご神体を御神輿にご遷座して渡御を行うという珍しい神事である。
ご神体を御神輿に移すときには参列者は直視せず、息が掛からないよう口を覆う。
担ぎ手は白丁姿で、身を清めてから担ぐ。
正午の発輿(はつよ=宮出し)から夕暮れの遷宮(=宮入り)まで椎津地域も巡行する。

祇園ばやしの山車、子ども神輿、神輿の並びで、駒ケ崎。下田、南町、城山・台、新田、仲町の各御旅所を巡行する。
各御旅所では子供たちの「ひょっとこ踊り」が行われる。

神輿の横棒が鳥居の幅より長く、県道への階段があるため、神輿を左右に振りながら、前屈みの姿勢で鳥居をくぐるらせる宮出し、宮入は祭りの見どころ。


例祭式典  10:00
発輿(宮出)  12;00
遷宮(宮入)  18:00
種蒔き神事


◇種蒔き神事
大祭を締めくくる神事。

拝殿を田畑に見立て、ご神前に舞と雅楽囃子を奉納し、五穀豊穣を祈る。
1の舞(天狗の面=佐田比古命と伝えられる・猿田彦の神)
剣と鈴を持ちて、田畑に適する耕地をさがし、四方を清める。
2の舞(翁の面=保食神と伝えられる・稲荷神)
鎌を持ちて、草を刈り田畑を作る。
3の舞(翁の面=鍬を持ちて、田圃を耕うんする。)
4の舞(天狗の面)拳を合わせる
耕運された田圃の、四方を踏み固め整える。
5の舞(獅子の舞)
整地された田圃とその四方の邪気を祓う。
6の舞(嫗の面=天照皇大神と伝えられる)
田圃に種(お米)を蒔く。

*近郷の人々は、五穀豊穣の成就と家内安全を祈りつつ、この種籾をいただき持ち帰ったと伝えられる。

開始 18:00。


12日30日 大祓(大晦日)
 
◇大祓
夕刻からお焚き上げが行われ、午後11時半頃より年越しの大祓いの式典が行われ新年を迎える。