生垣の家並みが尽きると右手に椎津新田会館がある。
この地域の集会場であるが、正面左手にお地蔵様や庚申塔などが並んでいる。
会館左手の林の中には数多くの墓標が半ば落ち葉等に埋もれて散在している。墓石には文化四年と刻まれたものも見える。
かつて、ここはお寺と墓地であったのではなかろうか。時代とともに住職がいなくなり墓地は荒れ果て、本堂は集会場に変化していったのでないだろうか。