会誌5号では廻国供養塔から読み取れる江戸時代の世相を特集した。また地元に密着した話題として、房総三国成立の真相、菊間藩・鶴舞藩誕生の背景、平群氏由来の安房国平群郡などがある。
目次
「特集・市原市の六十六部廻国供養塔」
・市原市の廻国供養塔の基調報告 山本勝彦
・廻国塔に刻まれた六十六部の諸相(一)
伊藤邦昭
・廻国塔に刻まれた六十六部の諸相(二)
山本勝彦
「研究論文」
・古代交通路と渡りと舟 佐々木虔一
「歴史随想」
・古代の安房国平群郡の馬・海産物と平群氏
前之園亮一
「講演会記録」
・銅鐸埋納地の調査から見えてくる弥生時代
平沢栄作
・中国唐代の交通路と古代東アジアの交通(抄) 河野保博
・下総国府周辺の古代道について 垣中健志
・幕末の菊間藩と鶴舞藩誕生の実像
塚原 茂
・房総三国の成立と「フサ」 服部一隆
以上
発行:令和3年3月15日(A4版 70頁)
発行者:房総古代道研究会
価格: 700円
問合せ先:090-2637-6497 山本