国分寺台地区は、京葉工業地帯の工場操業に伴い、日本全国から移り住んできた従業員の増加により、住宅地の造成が必要となり、市内に辰巳台や有秋台などの団地造成が行われた。昭和38年に市原郡から市原市のなり行政の中心としての市役所移転が必要となり、その候補地として上総国分寺のあった現在地を区画整理し、市役所庁舎等の建物と、住宅地を造成した。
昭和46年に区画整理事業が開始され、当時は原野が多く大規模な区画整備事業には適しており、そこに役所庁舎を始め小・中学校や公民館・消防署・公園などの設備を設置した。区画整理事業は平成13年に終了した。
国分寺台地区内には、国分寺台中央・東国分寺台・西国分寺台・南国分寺台・北国分寺台・加茂・西広・根田・諏訪・惣社・郡本・藤井・山田橋の一部含まれている。
地域内の史跡文化財には、国指定文化財の上総国分寺・上総国分尼寺を始め稲荷台古墳・神門5号墳・将門塔・国分寺薬師堂附厨子などがあり、神社では、加茂神社・上下諏訪神社・戸隠神社・根田神社・前廣神社などが寺院では、上総国分寺・上総国分尼寺・西廣院・長栄寺・根立寺などがある。