岡田家に保存されていた明治・大正・昭和期の写真・絵葉書です。
 岡田家は沼津菊間藩(五万石 水野忠敬)旧藩士で廃藩置県時の当主程八が菊間村 257番 屋敷に居住、50歳 家禄現米 10石。
 明治6年千葉県創立時、第5大区6小区副戸長 菊間小学校事務係を拝命、晩年は、岡田家系図や自身の日記集をまとめ、明治
 31年没 79歳であった。  岡田家代々並びに公私留めを当古文書会が『市原の古文書研究 第4集』にまとめ、明治元年から28
 年までの後半生を沼津市立敦賀公民館か『岡田程八日記』として出版した。 
  長男 寅三郎は、明治9年千葉師範学校(現在の千葉大学)入学 、菊間小学校訓導教師、五井小学校長などを歴任、菊間千光
 院の墓は教え子達が建てた。 寅三郎の長男茂生とその妻 俊 も教師 、千葉女子師範学校を出て千葉師範学校教師となった。
 子孫が明治時代を中心とした当家文書500点を千葉県文書館に寄贈され、令和5年企画展 「房総教育志―明治を生きた先生
 たちー」に教育一家として紹介された。
 この絵はがきは岡田家所蔵で、菊間の長谷川輝明さんがデータ保存されました。

  1.岡田家 写真・絵葉書1  沼津 宮内庁下総牧場 南総勝浦 鏡ケ浦 姉ヶ崎 
  2.岡田家 写真・絵葉書2  鹿野山1 鹿野山2 稲毛袖ヶ浦