変わらずに姉埼神社は佇みて田畑は人の住まいとなりぬ かわらずに あねさきじんじゃは たたずみて たはたはひとの すまいとなりぬ 【姉崎神社】(今(いま)のように住宅(じゅうたく)が建(た)っていなかった昔(むかし)は、広々(ひろびろ)とした田園(でんえん)風景(ふうけい)の中(なか)に姉埼(あねさき)神社(じんじゃ)の杜(もり)(神社(じんじゃ)のある木立(こだち))が聳(そび)えていました。よく見ると、二人(ふたり)が歩(ある)く先(さき)に鳥居(とりい)が見(み)えます。この絵(え)は、今(いま)の平成(へいせい)通(どお)りの方向(ほうこう)から眺(なが)めた風景(ふうけい)と思(おも)われます。向(む)かって左側(ひだりがわ)に連(つら)なる杜(もり)は、天神山(てんじんやま)古墳(こふん)の方向(ほうこう)でしょう。