庭先に先に姉崎浦の広がりて富士のお山を近くに感じ にわさきに あねさきうらの ひろがりて ふじのおやまを ちかくにかんじ 【富岳積雪】(姉崎浦(あねさきうら)から眺(なが)めた頂上(ちょうじょう)に雪(ゆき)を被(かぶ)った富(ふ)士山(じさん)の風景(ふうけい)です。現在(げんざい)の姉崎(あねさき)海岸(かいがん)は埋め立(うめたて)てられ、工場(こうじょう)地帯(ちたい)になりましたが、その昔(むかし)、絵(え)のように遮(さえぎ)るものもなく、富士山(ふじさん)が、より大きく見(み)えたこと()でしょう。