流鏑馬は姉埼神社の神事にて人々「まと」と呼んで親しむ やぶさめは あねさきじんじゃの しんじにて ひとびと「まと」と よんでしたしむ 【まとうヤブサメ】(姉崎神社(あねさきじんじゃ)では昭和(しょうわ)五十四年まで、毎年(まいとし)十月二十日に()「まとう」または「まと」といわれる流鏑馬(やぶさめ)が行(おこな)われていました。流鏑馬(やぶさめ)は馬(うま)を走(はし)らせながら弓(ゆみ)で的(まと)を射(い)る行事(ぎょうじ)で、現在(げんざい)でも全国(ぜんこく)の多く(おおく)の神社(じんじゃ)で行(おこな)われています。姉崎神社(あねさきじんじゃ)の流鏑馬(やぶさめ)は、源頼朝(みなもとのよりとも)が鎌倉(かまくら)幕府(ばくふ)を開(ひら)く前(まえ)、姉埼神社(あねさきじんじゃ)で馬(うま)を集(あつ)め戦(たたかい)に勝(か)つことをお祈(いの)りしたことが始(はじ)まりと伝(つた)えられています。