沢庵を藁を巻いたら地を叩き子どもら歩く「もぐら追い」する たくわんを わらでまいたら ちをたたき こどもらあるく 「もぐらおい」する 【八月十五夜】(絵(え)には「八月十五日夜八時頃(よるはちじころ)より子供(こども)たちが沢庵(たくあん)を藁(わら)で巻(ま)いて家々(いえいえ)の周(まわ)りの地面(じめん)をたたきながら『今宵(こよい)は名月(めいげつ)出(で)ておいで』という」と書(か)いてありますが、この行事(ぎょうじ)を伝(つた)える資料(しりょう)はありません。「モグラ追(お)い」という農作物(のうさくもつ)を荒(あら)らす「モグラ」を追(お)い払(はら)う行事(ぎょうじ)をおこなっている地方(ちほう)があるという。姉崎(あねさき)でも行われていたのでしょうか。