盆踊りに山王山のおさん狐みなと一緒に輪の中はいる ぼんおどりに さんのうやまの おさんぎつね みなといっしょに わのなかはいる 【盆踊り】(今(いま)も昔(むかし)も姉崎(あねさき)は盆踊(ぼんおど)りが盛(さか)んな土地(とち)です。やぐら太鼓(だいこ)に提灯飾(ちょうちんかざ)りは無(な)くとも、みんな楽(たの)しく踊(おど)っています。この楽(たの)しさに「山王山(さんのうさん)に住(す)む狐(きつね)」が若(わか)い娘(むすめ)に化(ば)けて一緒(いっしょ)に踊(おど)ったとの言伝(いいつた)えがあります。右上(みぎうえ)には、お盆(ぼん)に飾(かざ)られる盆提灯(ぼんちょうちん)と切子(きりこ)ど(ヽ)う(ヽ)ろ(ヽ)う(ヽ)が描(えが)かれています。 おさん狐 山王山にすむ女狐