練り歩く「団子貰い」に施すは盆の終いの功徳となりて ねりあるく 「だんごもらい」に ほどこすは ぼんのしまいの くどくとなりて 【団子貰い】(お盆(ぼん)に仏様(ほとけさま)にお供(そな)えした団子(だんご)をもらいに家々(いえいえ)を回(まわ)る 人(ひと)たちがいました。(家(いえ)の前(まえ)に立(た)っている籠(かご)を背負(せお)った人と頬(ほお)かむりして三味線(しゃみせん)を弾(ひ)く人)家(いえ)の人(ひと)は、物(もの)を人(ひと)に施(ほどこ)しをする功徳(くどく)として、喜(よろこ)んで団子(だんご)を与(あた)えました。椎津(しいづ)では形(かたち)は変(かわ)わりましたが「団子貰(だんごもら)い」は今(いま)も行(おこな)われています。功徳 世のため、人のために良い事をすること