上総凧は子の名を入れて高く舞う鯉ものぼるよ端午の節句 かずさだこは このなをいれて たかくまう こいものぼるよ たんごのせっく 【節句】端午(たんご)の節句(せっく)、現在(げんざい)の仲町(なかちょう)郵便局(ゆうびんきょく)附近(ふきん)の場所(ばしょ)が描(えが)かれています。子供(こども)の名前(なまえ)を書(か)き入(い)れた袖(そで)凧(だこ)、武者(むしゃ)絵(え)の角(かく)凧(だこ)等(とう)の上総(かずさ)凧(だこ)が多(おお)く揚(あ)げられました。今(いま)は、凧(たこ)を揚(あ)げる場所(ばしょ)がなくなり、凧(たこ)揚(あ)げを見る(みる)ことはほとんどなくなりましたが、初節句(はつぜっく)には家(いえ)の外(そと)に「鯉(こい)のぼり」、家(いえ)の中(なか)には「鎧(よろい)兜(かぶと)」、「五月(ごがつ)人形(にんぎょう)」が飾(かざ)られていま()す。のどかな風景(ふうけい)が広(ひろ)がっていました。