辻祈禱は道行く人に神仏の教えと祈りを僧の唱える つじきとうは みちゆくひとに しんぶつの おしえといのりを そうのとなえる 【辻祈祷】辻(つじ)は普段(ふだん)多(おお)くの人々(ひとびと)が行(い)き交(か)う場所(ばしょ)ですが、同時(どうじ)に、あの世(よ)=他界(たかい)への出入口(でいりぐち)になっているとも考(かんが)えられてきました。 そのため辻(つじ)では、ご先祖(せんぞ)さまや弔(とむら)う人(ひと)のいない無縁(むえん)の死者(ししゃ)の魂(たましい)を供養(くよう)する行事(ぎょうじ)のほか、災(わざわ)いが地区(ちく)に入(はい)って来(こ)ないようにするまじないなど様々(さまざま)なことが行(おこな)われていました。