太竹を棒で叩いて男の子らは「ほうほんや」とて豊作祈る ふとだけを ぼうでたたいて おのこらは 「ほうほんや」とて ほうさくいのる 【ほうほんや】正月(しょうがつ)の十四日(か)に行(おこな)われた子供(こども)の行事(ぎょうじ)。子供(こども)たちが「ホーホンヤ ホーホンヤ」とはやしながら、青竹(あおだけ)を榊(さかき)でたたきながら家々(いえいえ)を廻(まわ)りました。 家々(いえいえ)からお金(かね)などをもらい、みんなで分(わ)けました。昭和(しょうわ)四十年(ねん)頃(ころ)なくなってしまいました。