正月に家々訪ね子ら唄う「かたびてめって」「金蔵立てろ」 しょうがつに いえいえたずね こらうたう 「かたびてめって」 「かねぐらたてろ」 【かたびて】正正月(しょうがつ)四日(よっか)に行(おこな)われた子供(こども)の行事(ぎょうじ)。子供(こども)たち「かたびてめって」とはやしながら、自分(じぶん)たちが作(つく)った「大判(おおばん)・小判(こばん)・臼(うす)・杵(きね)・鍬(ぐわ)」などを家々(いえいえ)に配(くば)って廻(まわ)りました。 家々(いえいえ)からお金(かね)などをもらい、みんなで分(わ)けました。昭和(しょうわ)四十年(ねん)頃(ころ)なくなってしまいました。